RSI は買われすぎや売られすぎを確認するためのインジケーターと説明しましたが、リバーサルとダイバージェンスを確認することもできます。
リバーサルの使い方
リバーサルは順張りのエントリーポイントとして使います。
リバーサルの見方（上昇中は谷と谷、下落中は山と山が重要）
リバーサルは上昇トレンド中または下落トレンド中に発生します。
最初に上昇トレンド中から説明します。
上昇トレンド中にリバーサルが発生する場合はチャートに表示されたローソク足がジグザグ上方向に山を作って動いていきます。
上方向に動いていくときに押し目が入るとジグザグとした谷ができます。
通常はジグザグと右肩上がりに谷が上がっていくのですが、リバーサルが発生する場合は谷が深くなります。
上昇トレンド中にRSI の谷が深くなった時はリバーサルが発生したと言えます。
下落トレンド中に発生するリバーサルは上昇トレンドの見方と逆になります。
ジグザグと下方向に下落していっているのにRSI の山が高くなった時にリバーサルが発生していると言えます。
リバーサルを画像で解説
2017年9月1日（現在のドル円チャート）で解説します。
まずはドル円の1時間足でリバーサルが発生しているポイントを紹介します。
ドル円1時間足のリバーサルは以下をご覧ください。
①と②と③の合計3つリバーサルが確認できました。
ドル円4時間足のリバーサルは以下をご覧ください。
4時間足も1時間足と同じく①と②と③の合計3つリバーサルが確認できました。
ドル円日足のリバーサルは以下をご覧ください。
日足では①と②の合計2つリバーサルが確認できました。
ダイバージェンスの解説もしましたがリバーサルとダイバージェンスの回数は同じになりました。
ダイバージェンスの記事で紹介しましたが現在ドル円の日足ではダイバージェンスが発生しています。
この記事ではリバーサルが発生しています。
順張りなら売りで逆張りなら買いということになりますのでどちらを信用してトレードすればいいのか難しいところですね。
少し様子を見るといいと思います。
それでは、リバーサルとダイバージェンスの解説を終わります。