MT4のインジケーターやテンプレート、EAなどの重要データをバックアップする方法とMT4が重たくて立ち上がりに時間がかかる場合や全く起動しないMT4からデータをバックアップする方法をご紹介します。
通常通り立ち上がるMT4からバックアップする方法
① インジケーター・テンプレート・EAのバックアップ方法
② MT4を立ち上げると左上に「ファイル」という項目があります。
そこをクリックしてください。
③ MT4の左上の「ファイル」をクリックすると一覧が出てきます。
その中の「データフォルダを開く」をクリックします。
※ここまではMT4へインジケーターを入れる方法と同じ手順です。
④ 「データフォルダを開く」をクリックするとMT4のフォルダが開きます。
MT4のフォルダ内にある「templates」をコピーしてバックアップしてください。
※バックアップとはUSBメモリや外付けHDDや自分のPCにデータを複製(コピペ)しておくことです。
⑤ 次に「MQL4」をダブルクリックしてください。
「MQL4」をダブルクリックしたら「Indicators」をコピーしてバックアップを取ります。
同じ階層に「Experts」があると思いますのでこちらもコピーしてバックアップを取れば完了です。
ExpertsはEAが入っているフォルダです。
※万が一のこともあるのでIndicators、templates、Expertsフォルダの中身がインジケーター、テンプレート、EAであるか確認をして間違なければコピーしてバックアップを取りましょう。
MT4が起動しない・立ち上がらない場合の救出方法
MT4が起動しない・立ち上がらないと上記で紹介したバックアップ方法が使えません。
なので別の方法でバックアップを取る方法をご紹介します。
MT4は数年前までCドライブから直接MT4のフォルダを開けばIndicators、templates、Expertsこれら全てのファイルをバックアップできましたが、現在では不可能になっています。
そのため「起動しない」「立ち上がりに時間がかかる」場合にCドライブからデータを簡単に救出することが出来なくなりました。
少し手順がややこしいですが、MT4を起動しなくてもバックアップを取る方法をご紹介します。
① OS:(C)をダブルクリックしてください。
② 上部の『ファイル|ホーム|共有|表示|管理』と並んでいる「表示」をクリックすると隠しファイルという項目にチェックを入れてください。
③ ユーザーをダブルクリックしてください。
④ User account(ユーザーアカウント)は自分のPCに付けた名前になっていることが多いです。(PCを立ち上げたときの自分のPCの名前です。)
※「User」となっているだけの場合もあります。
ユーザーアカウントをダブルクリックしてください。
⑤ AppDataをダブルクリックしてください。
⑥ Roamingをダブルクリックしてください。
⑦ MetaQuotesをダブルクリックしてください。
⑧ Terminalをダブルクリックしてください。
⑨ InstanceIDは2C3F…のようにランダムな英数字で作られているフォルダです。
複数業者のMT4をインストールしているとどのフォルダがどこの業者のフォルダか分からないと思います。
そんなときは適当にフォルダを開いて「origin.txt」をダブルクリックで開いてみてください。
どこの業者のデータか分かります。
⑩ 「origin.txt」を確認してバックアップを取りたいMT4のフォルダと分かったら必要なデータをコピペしてバックアップしましょう。
上記の方法で立ち上がらない・起動しないMT4からデータを救出・バックアップできます。