ニトリホールディングスの会長が毎年、為替相場の予想をするのですが為替予想がよく当たるので記事にしてみました。
2017年のニトリ社長の為替相場予想
2017年は「今年の秋から冬には円高になる」と予想しました。
現在のドル円の価格は108円前半ぐらいまで円高が進んでいます。
私のチャート分析ではまだドル円の下落トレンドが発生したとは思っていませんが、2017年4月17日の安値を下抜ければ下落トレンドが強まると見ています。
ニトリ社長の為替予想では「今年の秋から冬には円高になる」と言われていますので、今年の秋までは円高にはならず秋頃から円高が強くなれば完璧に為替予想が当たったことになります。
しかし現在は8月29日なのでもうあと1ヶ月ほどで秋に入ります。
そのため1ヶ月ほど早いですが4月17日の安値を下抜けて円高が強まってもほぼニトリ社長が予想していた為替予想は当たっていることになります。
4月17日の安値を下抜けても上昇トレンドラインが106円付近にあるため実際は長い足で見るとまだこのままずるずると円高に進むとは言えません。
この106円付近にあるトレンドラインを今年の秋から冬にブレイクしていくならばそれでもニトリ社長の予想は当たりと言ってもいいと思います。
ニトリ社長のドル円予約状況
ニトリ社長は今年の3月28日の日本経済新聞のニュースで2018年2月期は1ドル103円台へ為替予約をしていると掲載されています。
この為替予約というのはおそらくドル円の買いを予約しているのだと思われます。
この為替予約が売りの予約であった場合は下がったところで売るは考えがたいです。
3年連続で日経平均の株価をニアピン賞
ニトリ社長は3年連続で日経平均の株価をニアピンで当てています。
2014年と2015年と2016年でニアピン賞なのですが、2014年の日経平均予想が1万8000円で結果が1万7813円でした。わずか287円の誤差で的中させました。
2015年は1万9500円と予想し実際の日経平均株価は1万9301円でした。こちらは199円の誤差で的中させました。
2016年は18000円と予想して実際の日経平均株価は18496円でしたので、496円の誤差で的中しています。
2017年の日経平均株価をニトリ社長が予想
2017年の日経平均株価をニトリ社長は1万7000円と予想しています。
果たして今年もニアピン賞となるのでしょうか?
これからもニトリ社長の為替予想や日経平均株価の予想に注目していきたいと思います。