N字型や逆N字型と言われるチャートパターンをご存知でしょうか?
アルファベットのNの形に似ていてトレンドの終わりに発生した場合にN字型のチャートパターンの形になって下落トレンド中なら直前の高値をN字で上抜けしたら上昇トレンドに転換、上昇トレンドなら直前の安値を逆N字で下抜けしたら下落トレンドに転換となります。
今回はN字型・逆N字型というチャートパターンはだましが多くて使い物にはならないことを証明します。
↓↓まず以下のドル円1時間足チャートをご覧下さい↓↓
1時間足でRSIが30まで到達してダイバージェンスも発生していますがN字型で上抜けしても上昇トレンドにはならず戻りを売られて下落トレンド継続となります。
↓↓1時間足だけではあれなので4時間足のRSIとチャート状況もご覧下さい↓↓
4時間足でもRSIは30まで到達しておりN字型になっています。
間違いなく底値圏ですが、だまされています。
↓↓最後にN字が3パターン発生している4時間足チャートをご覧下さい↓↓
いかがでしょうか?
だましではない箇所は3つN字が発生した中で1箇所だけです。
1箇所は成功していますがエントリーするポイントはないといっていいでしょう。
ブレイクと同時にエントリーしても薄利になってロスカット幅も大きくなります。
この勝率でロスカット幅が大きくなると利益幅を大きくしなくてはなりません。
しかし、すぐにまたN字が発生しているのでこのN字で利益確定したとしても薄利になります。
N字のチャートパターンはそれほど多く発生しないのにだましが多くてエントリーポイントも難しいので使うメリットがありません。
1時間足と4時間のN字型や逆N字型のチャートパターンはエントリーポイントとしては使えません。
チャートパターンでおすすめはダイヤモンドフォーメーションです。
フォーメーションがキレイな形をして他の反転シグナルと組み合わさる場合は私の中でおすすめのチャートパターンです。
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以下のチャートをご覧ください。
N字はだましが多いという記事を書いて数日ですが4時間足でまたN字が発生しました。
Nの形で直前の高値を上抜けましたが上昇に勢いはありません。